所長コラム5月号
所長のコラム
~ 2018年05月18日
平成30年5月11日 5 月 分 №167
[ 元気の種をまく、職場環境を ]
[ 元気の種をまく、職場環境を ]
浜松西税理士会(中区、西区、北区、湖西市)の税理士数390人、東を合わせれば500人を超えます。ここ数年10人ペースで増加しています。浜松市の法人数は、減少傾向です。強い商品を持っていたりブランド力が高い企業は、市場シェアを高めたり、市外へ販売・進出と拡大しています。上場企業は最高売上、最高利益と報道されています。浜松市は、製品出荷額で静岡に抜かれてしまいました。浜松の上場企業が最高額のはずなのにです。我々税理士のお客様は、浜松市の製造業、卸小売業、建設業、飲食業です。お客様のお客様も浜松市の人達です。人口減少の中、弱い企業は退場していきますので、生き残る企業は(法人企業数は減少)全体の市場パイが減少しても、生き残る企業は、売上が減少しない可能性があります。実のところ努力している企業は売上増となっています。ただ、税理士のお客様は法人企業で減少傾向、税理士数は増加、売上高は自然と減少してしまいます。私達の使命は「浜松市の企業に元気の種をまく」ことです。種をまくには、時間と費用がかかりますし、社員さんの待遇が良く、元気でなければできません。その為には、絶対、原資である売上高が上がらなければ、社員さんが元気でなくなります。企業として求めれれるもの「雇用の創造・創出」もかなえられません。「元気の種」は「雇用をつくる」ことだと思います。働く環境を良くし、社員さんを増やしていく。浜松市の企業のうち、7割が元気になれば好循環、他の市から人を呼ぶこともできます。売上を増やし、職場環境を良くし、社員さんの採用、人材を育成していくことが「元気の種をまく」地元浜松を良くしていくことだと思います。
髙林幸裕